天使観点から見る対暗黒界サイド考察

■ライオウ


 ライオウを入れてる人って結構多いと思います。


 僕もAkiba杯で2度ほど暗黒界と対戦しましたが同様ライオウを可能な限り積みました。


 これは当時の僕も含めて大雑把なサイドチェンジではないのかなと思います。


 まずライオウを入れるこで得ようとする目的を上げます。


 1.核として働くスノウを止めることができる。


 2.門がなければ暗黒界に打点で超えられない。


 3.グラファの召喚を一時的であるが止めることができる。


 4.ライオウ同士の相討ちが可能。


 僕は上記2つのことからライオウを入れていました。しかしこれを逆にとらえるとスノウしか止められない、門があるとあっさり超えられてしまう。しかもこれは相手にとって難しくない話です。


 代行天使というデッキはデッキの約半分がモンスターで構成されておりそれゆえに召喚権をより重視します。


 ゆえに手札で召喚権がかさ張る事態を避けたく、それに奈落を打たれるとただでさえ2700打点を簡単に用意できる暗黒界に召喚とライフが追いつくことが難しくもう後がない状態まで陥りアースの召喚、ヴィーナスの効果が発動できない、なんてことまであります


 さらにはライオウが相手にとって除去するべきカードであるかどうか。スノウの効果を発動しなければならないとき以外は幽閉すら当てないでしょう。


 そしてグラファを止めるリリースについて。


 この行為を行う場合は次に状況を打破できるカードを持っているかまたはドローするか。どちらかができなければただのアド損で時間稼ぎ以外の何物でもないのです。


 そして僕はサイドカードを投入する際、そのカード1枚で解決できるかどうかを重視します。暗闇やデビルに比べてライオウは1枚で何かを解決することができるでしょうか。


 最後にスペースの問題。「直接的ではないけれどある程度の効力を発揮してくれるかもしれない」という大雑把かつ中途半端な思考。


 以上のことからライオウは採用していません。





 このタイトルは少しづつ更新いこうかな。とりあえず今回はライオウがテーマでした。